こんにちは、MARTスタッフのゆうきです。
セレクトショップMARTがリニューアルオープンをして、3週間が経ちました。
地域の皆様の健康への意識の高さに、私たちスタッフも日々勉強して知識を深めていかないとと気が引き締まります。
MARTでは今後、東洋から伝わり、日本人の体質などに合わせた和漢の健康素材を使用した商品を取り扱っていくにあたり、「漢方」ってなんだろうと改めて勉強しました。
漢方は中国からやってきた医療とイメージする方が多いのではないでしょうか。私も最初はそう思っていました。
しかし、実は全くの別物です。
中国の伝統医学を中医学といい、中医学が日本に伝わって、日本で独自に発展していったのが漢方医学（漢方薬）です。
薬の名前や処方の内容も異なります。
中医学では
｢中薬｣と呼ばれる。古代から現代までの処方を基本に、患者に応じて処方を組み立てる。
一方で、漢方医学では
｢漢方薬｣と呼ばれる。古代から清代までの優良処方と日本で創製・変方した優良処方を基本に用いる。
中医学と漢方医学どちらにも共通する、中庸（ちゅうよう）という考え方があります。
中庸とは「偏りのないこと」と意味し、何事も極端な方向に行き過ぎると全く逆の反応が出ると考えられています。
簡単に言うと、やりすぎは良くないので、何事もほどほどにということです。
夕食で大好きなメニューが出ると、ついつい食べすぎてしまい、翌日胃がムカムカする
暑いからと冷房で身体を冷やしすぎて、悪寒がする
など、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
偏りは身体の不調となって現れ、やがて病になります。
身体の不調の状態（未病）のときに、中庸に戻すことが大切なのです。
バランスの良い食事、適度な運動、睡眠など、規則正しい生活が私たちの健康の基本であることを忘れてはいけませんね。
MART
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