【じめじめ暑さ対策】”暑気払い”はご存じですか？ - セレクトショップ　MARTスタッフのブログ

こんにちは、MARTスタッフののぞみです。

2022年も半年が過ぎ、早いものでもうすぐ暑い夏の時期になりますね。

今年の夏は厳しい暑さになると予想されています。すでに梅雨のじめじめした蒸し暑さを感じている人も多いのではないでしょうか。

今回はこれからの暑い時期にうってつけの、日本で古くから行われている「暑気払い」についてご紹介します。

■暑気払いとは

「暑気払い（しょきばらい）」という言葉自体、初耳という方も多いかもしれません。

暑気払いとは、体内にこもった熱を外へ追い払うことをいいます。そして「気」という漢字が使われているとおり、暑さで弱った感情も追い払い、体も心も元気に過ごそうということです。

夏至の6月21日頃から8月末あたりまでが暑気払いの時期にあたるとされています。

■昔の暑気払い

日本では古くから暑気払いが行われてきており、風鈴や打ち水、納涼会など暑さを忘れるために色々な工夫がされてきました。

夏になると行われる納涼祭りもそのひとつとされています。

■暑気払いの食べもの

食べ物で涼をとるのも暑気払いのうちのひとつです。

夏祭りで必ずあるかき氷は平安時代から暑気払いに食べられていたようで、現代でも夏の食べ物といえばイメージされる食べ物ですね。他にも、そうめんや、瓜系のきゅうり、冬瓜、ゴーヤなどの水分が豊富な夏野菜も暑気払いによいとされています。とくにビタミンが豊富な野菜は夏バテにもおすすめです。スイカやメロン、桃などのフルーツもおいしく暑気払いができます。